大切な服をカビさせないために

こんにちは。久しぶりの更新です。

北海道は降雪も多くなりすっかり冬景色となっています。寒さと日の暮れる時間の速まりが何か気忙しくさせているのでしょうね?

そして、あっという間に正月がやっています。2019年がスタートします。(-_-;)2018年の反省もそこそこに2019年も一歩づつ着実に目標を達成していきたいものです。

来年もどうぞ当店をよろしくお願い致します。より、衣類を綺麗にメンテナンスできるよう精進してまいります。

さて、タイトルの”カビ”ですが、今年は冬物をクローゼットから出すタイミングでカビた衣類のお預かりが多かったように思います。

そもそもカビですが、普段から空気中に漂っている菌です。

それがある条件を満たすことで一気に繁殖が進みます。

その条件とは?

 

・「温度」が20〜30℃
・「湿度」が70%以上
・皮脂や石鹸カスなどの「養分(エサ)」がある

おうちのなかであれば室温は20℃以上、人間の体から出る皮脂などもたくさん、あとは湿度さえ上がってしまえばいつでもカビが繁殖しやすい環境になっています。

高温多湿でエサになる汚れがある環境なら、どこにでもカビは発生します。以下の場所は要注意。

カビ対策のポイントは「カビが繁殖しにくい環境をつくる」こと。次の2つを意識して部屋を見直してみましょう。

① 換気する、除湿する

通気性をよくするため、窓を開けて換気したり、除湿機を置いたりするのはとても効果があります。冬は寒くて窓を開けられないという場合は、除湿機を上手に活用しましょう。

②汚れたら洗う、クリーニングする。

服を汚れたままにしておくとカビが発生しますので定期的にクリーニングを行っておくこともお勧めです。

クローゼットや押入れのなかは閉め切っていて湿度が高いので、晴れた日に扉を開けて数時間ほど換気しましょう。定期的に換気するだけでもカビの発生を抑えられます。

また、ぎゅうぎゅうにものを詰め込んでいると風通しが悪くなるので、ゆとりをもってものを入れるのもポイント。どうしてもものが多いときは、除湿剤を入れておくなどして湿気が高まらないように気をつけてください。